慣れれば快適サイクルパンツ

サイクルパンツとは普段のパンツではダメなのか

ロードバイクやクロスバイクなど、乗る方向けに作られている専用のウエアです。
股間部分にパットが取り付けられており、スパッツに近いパンツです。
パッドのおかげでお尻の痛みが軽減されます。

慣れてくると、サイクルパンツを履かなくても30~40kmの距離を、走れるようになります。
ただし、それ以上の距離を走る場合は、サイクルパンツを履くことをオススメします。

サイクルパンツ履くメリットとデメリットは何があるのか

まずはメリットから、一番はお尻が痛くならないことです。
ロードバイクのサドルは、固くて小さく、衝撃吸収もあまりないため、長距離を走ると、どうしても骨盤が当たる部分や股間が痛くなってきます。
振動により筋肉の疲れもでてくるでしょう。

我慢して走り続けると、肌がすり切れて出血、感覚がマヒするなどあるため、サイクルパンツを履くことで、お尻を守り、さらに振動を抑える効果もあるので、疲れにくくなり長時間、快適にサイクリングを楽しめますよ。
また、サイクルパンツを履くと、空気抵抗が減るお陰でスピードが増します。
30km/hを超えると空気抵抗の負荷が大きくなり、向かい風を進むような状態ですが、サイクルパンツは体にフィットしているため、空気抵抗を減らす効果があります。

次にデメリットですが、着用すると恥ずかしいということです。
体にフィットするため、体のラインがでることに抵抗を感じる方もいます。
最近は、上に履けるスカートも売っています。
インナータイプを選べば、隠すことも可能です。

スパッツのような生地の素材なため、寒さに弱くなります。
冬用の防寒タイプのサイクルパンツもありますが、季節的に寒暖差が激しい朝と夜の場合困りますよね。
寒さを感じた場合は、レッグウォーマーを活用しましょう。
一枚もっているだけでさっと履けるので便利でオススメします。

サイクルパンツはどうやって選ぶのか

4種類に大きくわかれます。
初心者向けなショート丈、足全体を守るロング丈、肌を出したくない人向けインナータイプ、本格的はじめる人向けにビブショーツタイプになります。
それぞれ特徴があり、自分にあったものを選ぶといいでしょう。

サイクルパンツの種類別のおすすめ

〇ショート丈
履いたことがない未経験者の方は、ショート丈から始めてみるのをオススメします。
5分丈で膝上までのパンツなので、気軽に履くことができ、商品の品数が多いので、自分の好みのものを選ぶことができます。

〇ロング丈
寒い時期、紫外線対策、生足に抵抗がある方へオススメします。
脚全体をカバーが可能なパンツです。

〇インナータイプ
サイクルパンツを履くのが、恥ずかしい方や、普段の通勤、通学に履きたい方にオススメです。
メッシュタイプがあるので、蒸れの心配はないですよ。
シーンを選ばず使用できるので、一枚は持っておくとよいでしょう。

〇ビブショーツタイプ
本格的にロードバイクを始める方にオススメのウエアです。
肩紐がついたタイプになり、走行中にずれる心配がなく、おなかの締め付けもないので快適に走ることができます。
しかし、トイレのときに着脱が少し手間というデメリットがあります。

posted at 2022-4-25 Category: ロード編