パンク修理は自分でできるようになろう
ロードバイクのパンクの原因
〇突き刺さりパンク
雨の日になりやすく、タイヤに針やガラス片が刺さり、チューブに穴が開いてしまうパンク。
穴は、ピンホール形状で大きさは、刺さるものによって変わります。
〇リム打ちパンク
タイヤの空気圧が低いと起こりやすく、段差を超える時にリムと段差にチューブが噛まれて、穴が開いてしまうパンク。
穴は、ハの字形状でスネークパンクともいいます。
〇バースト(破裂)
チューブがタイヤ内でねじれていると、きちんと入っていないまま走行するので、風船が割れたような音と共にチューブは破裂し、大きく裂けます。
また、ガラス片など大きいものが刺さって、大きな裂け目ができてタイヤの空気が一気に抜けた場合も、バーストといいます。
〇スローパンク
肉眼でわからないほど小さな穴が開き、徐々に空気が抜けていくパンク。
空気を入れたばかりなのに、しばらくするとぺちゃんこになっている場合は、パンクを疑いましょう。
〇リムテープ
ロードバイクのスポーク穴を塞ぐリムテープの幅が、リムの内幅にあっていないと、スポーク穴が露出してしまい、内圧によってチューブに小さな破裂穴が開くパンク。
チューブのリム側にピンホールができる特徴です。
パンク時の修理に使用する道具
チューブ交換時に、携帯ポンプ、タイヤレバー2本、チューブを使用します。
チューブは、タイヤにあったサイズを選び、携行時は劣化防止のためラップなど巻きましょう。
パンク修理では、新しいチューブへ交換するため、チューブがない場合はパッチ修理を行います。
パッチを貼っての修理対応は、最終手段と思ってください。
タイヤにあったパッチとゴム糊、紙ヤスリを使います。
パンクの修理手順
修理時に、ロードバイクを逆さ置きにするので、事前に地面に当たるサイコンとライトは外しましょう。
まずは、前後のホイールを外します。
フロントホーイルを外したあとは、逆さ置きでリアホイールを外す。
タイヤレバーを使用してタイヤを外して下さい。
バルブをはめたままチューブを取り出します。
バルブ以外を抜くのが注目ポイントです。
パンクの原因を確認するため、バルブから携帯ポンプを使用して空気を入れてください。
空気が漏れている場所が、パンクの位置だとわかります。
パンク位置のタイヤ側に、穴や他に異常がないか確認しましょう。
異物が残っていた場合は取り除く。
リムからバルブを抜き、ホイールに新しいチューブを入れます。
入れる前に、チューブに少し空気を入れるとねじれることなく作業が可能です。
チューブをタイヤに収めましょう。
チューブを収め終わったら、空気を入れて最終チェック。
問題なければ、フロントホイールから付けていきます。
次に、リアホイールを付けて下さい。
自転車を起こし、ホイールがまっすぐ装着されているか確認しましょう。
後ろから見る方が、確認しやすい状態です。
あとは緩めた部品や、外した部品などを元に戻して修理完了です。
ロードバイクのパンクは自分で治しましょう
ロードバイクを乗るうえで、パンクは切って離せない問題です。
しかし、初めの内はタイヤを外してチューブを交換など、慣れなく大変と思うかもしれませんが、焦らずゆっくりと確実に修理をしていきましょう。
遠くまで走ったときには、周りにショップがない状況もありえます。
パンクの修理ができなければ、立ち往生することになります。
自分でパンク修理ができるようになれば、急なパンクでも慌てず対応ができますので、修理ができるようになりましょう。