キャンプで出くわすかもしれない動物を知っておこう
キャンプで遭遇する可能性のある動物は
自然の中で遭遇する可能性のある動物は、クマ、猿、イノシシ、鹿に狐などです。
特に、危険なのはクマになります。
クマは大きく、鋭い爪をもち走るのも木登りも得意です。
遭遇すると逃げ道はないと思われがちですが、クマは基本的に憶病で、人を見つけると逃げてしまいます。
それでは、クマに遭遇しても危険ではないと思えますが、凶暴になるときがあります。
母クマが子クマを守るときや、空腹のとき、いきなり人がでてきて驚いたとき、クマの餌だと認識したものを横取りしたときに凶暴になります。
遭遇しないための対策
キャンプ場所を選ぶときに、クマの目撃情報がないかを確認しましょう。
テントを張る際は、周囲の状況がわかるような場所にすると、クマにとっても周辺が見えるため、憶病であるクマは近づきにくくなります。
ゴミ、食料を放置しない、特に食料は危険です。
クマは空腹のときに、人に近寄ってきます、食料や缶の中の匂いまで嗅ぎわけることができます。
機密性の高いクーラーボックスを利用して、テントから離れた場所に置きましょう。
共用施設の炊事場も生ごみが放置されていると、クマが近づく原因になりますので注意しましょう。
クマへの対策グッズを持ち歩くのもよいですよ。
熊除け鈴、獣よけ線香、熊撃退スプレーがあります。
クマは音への警戒が強いため、熊除け鈴は効果と携帯するのも手軽になるため、オススメします。
音がでるものとして、爆竹、ロケット花火なども対策の一つです。
遭遇してしまったらどうすればいいか
実際に、クマに遭遇したらどうするか、これはクマとの距離によって対応が変わります。
遠くにいる場合は、慌てず落ち着いてその場を立ち去りましょう。
急に大声と行動すると、クマが驚き、何をするかわからない状態になります。
近くにいる場合は、まずは落ち着くために深呼吸をしましょう。
クマがこちらに気づいて向かってくる場合がありますが、すぐ立ち止まって引き返す行動をします。
落ち着いてクマとの距離をとりましょう。
クマの方から離れていく場合があります。
クマは逃げる対象を追いかける傾向があります。
背中を見せて逃げ出すと、攻撃される可能性があるため、クマを見ながらゆっくり後退していきましょう。
至近距離で遭遇した場合は、クマから攻撃、過激な反応が起きる可能性があります。
攻撃を回避する確実な方法はありません。
クマの攻撃は引っかく、噛みつくなど、頭部から顔面への攻撃が多くなります。
両腕で頭部と顔面を覆い、うつぶせになると、致命的なダメージを最小限にする可能性が高まります。
撃退スプレーを持っている場合は、向かってくるクマに噴射すると、攻撃を回避できるかもしれません。
キャンプで事故に合わないために
大自然の中で行うキャンプは、とても楽しく気持ちのいいものですね。
大自然の中だからこそ、事故やトラブルには気をつけましょう。
また、自然の中には動物が必ず住んでいますので、対策は必ず行いましょう。