渋滞にしない雪道の走り方

雪道走行時の準備

スタッドレスタイヤを準備しましょう。
場合によってはタイヤチェーン装着の規制があります。
これを守らないと、スリップする危険性が高まり、事故や立ち往生の原因になります。
道路交通法により、積雪また凍結で滑る恐れがある道路を通行するときはスタッドレスタイヤまたはタイヤチェーンなどの装着が義務付けされており、違反すると罰則の対象になります。

雪道走行時注意点

雪道の走行時は、スリップに気をつけましょう。
また雪道は大変滑りやすくなっています。
急な発進、急な加速、急なハンドル、急なブレーキと急のつく運転は気をつけましょう。

また、雪道走行時は、早めのブレーキを心掛けましょう。
思っているよりも滑り前の車との車間が縮んでしまいます。
その状態で、後方からスリップで衝突があると後ろから押され、前の車に当たり、自分も加害者になってしまいます。

また、カーブや坂道は雪で滑ることが多いのでスピードは落としましょう。
特に、橋の上を走行するときは気をつけないといけません。
橋の上は、構造的に雪が積もりやすく、凍結もできやすくなります。
特に、高架橋など、前後に勾配がある場合が多く、普通タイヤではコントロール不能になる危険があります。

雪道で立ち往生し、道路を塞いでしまうと渋滞の原因になります。
そして、救急車やパトカーなど緊急車両まで止めてしまうでしょう。
立ち往生は道によっては、逃げ場がなく、2020年では52時間の立ち往生が発生しています。

また、2021年では60時間、1500台もの車が立ち往生することになりました。
トラックがスリップしたための事故による、道を塞がれ立ち往生が発生です。
自衛隊に救援要請が入り、救援活動や救援物資が配られ、また立ち往生しているトラックからお弁当がわけられるなど助け合っていました。

雪が凍結すると、坂道があがれないことがあります。
その際は、車体を重くすることで上がれるようになるので、砂箱を見つけた場合、必要に応じて積みましょう。

道をふさいでいる車がいた場合

雪道で、立ち往生して道を塞いでいる車や、通行に支障が生じる雪だまりがあるのを見つけた場合、道路緊急ダイヤルへ連絡してください。
番号は、「♯9910」になります。

旅行やドライブへ遠出する場合はスタッドレスタイヤへの準備

日本でも雪が少ないところでは、スタッドレスタイヤへの履き替えは不要ですが、いざ旅行やドライブへ遠出した際、雪がふってくると何も準備していない可能性が考えられます。
目的地へいくまでの天候を確認し、スタッドレスタイヤへの交換かタイヤチェーンの準備をすることをオススメします。
また、寒い冬の車の暖房は眠気を誘います。
渋滞中など特に眠くなりやすくなるため、ガムなどを準備しておくといいですよ。

posted at 2022-7-28 Category: 渋滞コラム