1小節カラオケゲーム

長時間のドライブや渋滞時の時間の使い方

休日に家族で遠出をされる機会は多いと思いますが、ロングドライブや渋滞に巻き込まれ、長い時間を車内で過ごすとなると、誰でも退屈するものです。
特に子供さんたちにとっては車内に詰め込まれるとじっとしておれず、小さいお子さんだと騒ぎだして困惑するケースも多いでしょう。

例えドライブが好きで車窓の風景を楽しむお子さんでも、渋滞中で景色が変わらなければきっと退屈するはずです。
車内で子供さんの「つまんない」コールが始まりでもすれば、せっかくの楽しい遠出も雰囲気が台無しになってしまいます。
ロングドライブや渋滞の場合に子供さんが飽きないための対策に、多くのファミリーでは、アニメのDVDや縫いぐるみなどさまざまなグッズを車に積み込まれているケースが多いはずです。
ポータブルのゲーム機やネットに接続したモバイルのタブレットを準備しておけば役に立つシーンも多いでしょう。

ただし、退屈してしまうのも避けたいところですが、ゲームなどに夢中になると車酔いの原因となりますし、ストーリーのあるDVDはドライバーが運転に集中できなくなるという弊害もあります。
クルマで移動中であっても、せっかく家族が揃っている大事な時間ですから、子供さんに別の事に気をそらして時間をもたせるのではなく、家族みんなで楽しめる過ごし方を考えたいものです。

家族みんなで楽しめる1小節カラオケ

車内にBGMを流して、それに合わせてみんなで歌うのも楽しいでしょう。
しかし、もっとみんなで盛り上がれる歌い方があり、それは「1小節カラオケゲーム」と言われる歌い方です。
家族全員が知っている歌、特にお子さんがいる場合は、童謡やTVの子供番組でよく流れている歌をテーマにして、1人が1小節ごとに歌い、自分の番が終われば次の人を指名します。

指名された人が続く1小節を歌った後は、また次の人を指名します。
このように次々と歌を繋いで歌っていき、歌詞を間違えたり、分からなかったりすれば負けというゲームです。
単純なゲームですが、上手に歌う必要も何もないので、皆が参加できて楽しめるゲームです。

お子さんが知っている歌を選ぶのがポイント

例えばお子さんが小さい場合、「お母さんと一緒」などで使われる歌が入るCDを何度かかけた後、このゲームをすればみんなが歌を覚えやすく、すぐに楽しめるでしょう。

また、浦島太郎や桃太郎などの童謡を使っても良いでしょう。
歌う単位も別に1小節でなくても、長すぎなければ歌う方に任せて良く、自由に楽しめます。
例えば浦島太郎であれば「むかし~むかし~うらしまは~(次お母さん)」「たすけたかめに~つれられて~(次○○ちゃん)」「りゅうぐうじょうに~きてみれば~(次……)」と続いていくのです。