ディベート
ディベートの遊び方
ディベートとは、決めたテーマについて異なる意見を持つ側に分かれて、それぞれの意見が正しいことを主張するものです。
両者の話を聞いている第三者に、どちらの方が論理的な説明をしたかを判定してもらうことで、いわば勝負を決することになります。
教育の一環として学校でも行っているところもありますが、ここではあくまでもドライブ中の遊びという観点で、ディベートをする楽しさを考えます。
家族や友人たちとドライブをしている時には、あまり議論が白熱すると楽しさというよりも殺伐とした雰囲気となってしまうこともあるので進行役がうまくバランスを取ってあげることが大前提となります。
その上で、まず一つのテーマを決めて、イエスかノーの意見を持つグループに分かれます。
もしくは、一対一にするのも良いでしょう。
そして、両者ともまずは自分の意見が正しいという説明をします。
お互いの意見を聞いた上で、相手の意見の矛盾点や自分の方が優れている点を取り上げます。
この反対意見に対して、さらに反ばくをして主張が間違っていることを説明します。
こうしたやり取りは、必ずお互いに順番で行うようにして、単なる議論に終わるのではなく、決まった回数と時間を守って話を終えるようにします。
このやり取りが終わったら、ディベートに加わっていない別の人に、どちらの主張の方が分かりやすかったか、納得できたかを判定してもらうのです。
その際には、どこがどのようにより納得できるポイントだったのかを判定者に言ってもらうと、勝敗が分かりやすくなりますし納得もしやすいです。
ドライブ中に運転手も楽しめるポイント
運転手は渋滞していて車が進んでいない状態でも、運転に集中していることが多いです。
そのため、ディベートに参加するとしても、意見を戦わせる側というよりは司会者に徹することが多くなるはずです。
ですから、皆で話し合って盛り上がるテーマを考えておきましょう。
たとえば、いつも家庭で出る料理で一番おいしいものなど、身近な話題にすると誰もが参加しやすくなります。
また、遊び感覚でディベートに参加できるので、変に熱がこもることもないでしょう。
家族でやる場合は、子どもがこんな考え方をしていたのかなどが分かって楽しいものです。
上手に司会をするために、それぞれの主張の時間をカウントして制限時間内で話すように促すことも大事です。
説明が途中までしか行っていないとしても、時間が来たらタイムアップと宣言して終わらせることで、ダラダラと進むのではなくメリハリの利いたゲームとすることができます。
司会進行を上手にすることができると、お互いの説明がしっかりとまとまって判定を付けやすくなります。