オーディオブックを読む
耳で読書ができるオーディオブック
オーディオブックとは、いわば本の朗読版です。
「聴く本」とも呼ばれていて、一般的なハウツー本や小説などを朗読して、音声だけを収めたコンテンツです。
もともと日本には、「カセットブック」というものがあり、子ども向けの物語や英語書籍の朗読を録音したカセットテープが販売されていました。
劇のように役割ごとに声優を変えたり、効果音を付けたりするものもありました。
これをより使いやすくしたのが、現代のオーディオブックでスマホで簡単に音声コンテンツをダウンロードして聴けるようになっています。
オーディオブックは、一人の声優が朗読をすることが多く、効果音などは入っていないものがほとんどです。
純粋な朗読版と言えるでしょう。
その分、有名声優を起用して音声を収録するケースが多くなっていて、声優の声を聴きたいという目的でオーディオブックを利用する人も増えています。
以前よりも圧倒的に録音されている書籍や小説の数が増えていますので、選択肢が増えるに伴って利用者が急増しているのです。
また、通勤中の電車やバスなど、本そのものを広げて読みづらい環境でもオーディオブックなら聴けるというニーズにも適っています。
オーディオブックの種類とは?
オーディオブックは、いくつものサービスが提供されていますので、自分のニーズや好みに合ったものを選びましょう。
いろいろな選び方があり、まず専用のアプリをダウンロードして楽しむものがあります。
そのアプリサービスから直接書籍を選んで購入できるので利便性が高く、頻繁にオーディオブックを聴く人に向いています。
たまに聴くだけという人であれば、アプリではなくWEB版のサービスもあります。
また、書籍を単体で購入する制度もありますし、サブスクリプションのサービスもあります。
月額1,000円前後で聴き放題となるサービスが多いので、通勤中に利用したい人からの人気が高いです。
オーディオブックの楽しみ方とは?
電車や車どで移動、もしくは運転している時に、勉強目的でオーディオブックを利用する人は多いです。
再生速度を速くすることで、より効率的に知識を蓄えられるので本を読むよりも良いと感じるわけです。
また、渋滞中に車で流して、好きな小説などを聴くのも一つの楽しみ方です。
BGMを聴くような感覚でオーディオブックを楽しめます。
他にも、夜ベッドに入ってからオーディオブックを聴く人もいます。
枕元にスマホを置いて、好きな小説などを流しておくといつの間にか寝落ちできるわけです。
実際の本だと手に持って読まないといけないので腕が疲れますし、目を開けているので眠りづらいことがあります。
しかし、オーディオブックなら目を閉じていても良いので入眠しやすいのがメリットです。