吉備サービスエリア
○岡山県の特徴を生かしたサービスエリア
吉備サービスエリアは、山陽自動車道のサービスエリアで岡山県岡山市にあり、神戸JCTを起点に138.4kmの地点にあります。
上下線どちらにもウェルカムゲートが設置されており、一般道からも吉備サービスエリアに入って、ショッピングやグルメを楽しむことができます。
吉備という名称は、この地域がかつて、旧国名「吉備国」であったことに由来します。
鬼退治の桃太郎の黍団子の吉備で、物語で活躍する桃太郎はじめ犬・猿・雉のモニュメントも設置されています。
岡山は比較的目立たない県ですが、実はジーンズの一大産地であったり、桃をはじめ数々のフルーツの産地でもあるのです。
フルーツの出荷量で見れば、ブドウは全国4位、モモは全国6位で、ブドウのピオーネなど一部の品種で見れば、生産量は全国トップクラスなのです。
○上り(神戸方面)
フードコートやショッピングコーナーと新鮮野菜直売場「野菜村」があります。
グルメの注目点は、レストランの「岡山寿司さぬきセット1540円(税込)」で、郷土料理「岡山寿司」とは、酢飯が魚を浸ける際に使用した合わせ酢で味付けされ、エビを始め豪華な魚介類やレンコンやしいたけなど様々な野菜がふんだんに載っており、岡山の味がこのセットで味わえます。
スナックフードコートでは、岡山名物の「デミカツ丼」がおススメで、ご飯に敷き詰めたキャベツの上に揚げたてのカツを乗せ、その上にデミグラスソースがかけられた不思議な味は忘れられなくなります。
また、桃太郎カツ定食は、スライスした豚肉をミルフィーユ状に重ねた後、カツにしたトンカツです。
お肉の塊のままのトンカツとは、味わいが異なり、柔らかく食べやすいのが特徴です。
大根おろしソースでさっぱりと食べられるので、食欲があまりない時でも、ランチに軽く食べられるのが魅力です。
ショッピングコーナーは充実しており、おススメは盛りだくさんなのですが、ジーンズの名産地だけあって、帆布を使用したショッピングバッグやペンケース、ティシュケース、コインケースなど個性的なデザインの商品が販売されています。
○下り(広島方面)
レストランや専門店、フードコートに加え、女子バレーの岡山シーガルズのグッズ販売店があります。
シーガルズのグッズ販売店は、山口舞選手や宮下遥選手のファンなら、ぜひとも立ち寄りたいスポットですね。
グルメで人気なのは、専門店「吉備路」の、穴子の蒲焼にタレがかかった「穴子めし」と、和そばにキスの天ぷらがセットになっており、味も量も大満足の逸品です。
また、スナックフードコートのジェラートは、岡山中央卸売市場の目利きが厳選した新鮮フルーツから生まれたジェラートで、「フルーツ王国岡山」ならではのジェラートを10~12種類も揃えているのが自慢です。