運転支援システムが充実した「デリカD:5」

デリカD:5の特徴とは?

デリカD:5は三菱自動車のミニバンSUVです。
2007年に初代が発表されてからずっとシリーズが続いている、三菱のロングセラーモデルとなっています。
ミニバンスタイルでありながら、車高を上げて足回りを強化することによってSUVのような悪路にも対応できます。
このミニバンSUVというのはデリカD:5ならではの特徴で、他のメーカーではほぼ見ることができず、このジャンルでは唯一無二の存在と言えるでしょう。

バンタイプだけあって車内は非常に広く、運転席から最後列に至るまでゆとりを持って座れます。
シートも広々としていますので、長距離のドライブでも疲れにくい上に、子どもたちも動きやすい作りとなっています。
アウトドアにも対応できるよう車高が高めですが、重心やセッティングの工夫によって安定感のある走りが魅力です。

高速走行やきついカーブでもブレがあまりなく、快適に走ることができます。
また視線が高くなるので、ドライバーが運転しやすくなるというメリットも生まれます。

デリカD:5に搭載されている渋滞を楽にする機能

デリカD:5には、様々なセーフティー機能が搭載されています。
渋滞時の運転を楽にしてくれるものとしては、レーダークルーズコントロールシステムがあります。
ACCを略されることもあるこのシステムは、電波式のレーダーで先を行く車を検知して、その車との車間距離を保ってくれるものです。

車間距離を4段階のうちから設定することができるのが特徴で、速度と合わせて自分に合った設定が可能です。
先行車が加速すればそれに合わせて設定速度内でアクセルをかけてくれますし、減速すればブレーキをかけます。
渋滞時などに先行車が停止した場合、自動で停まってそのまま待機します。

停車から先行車が発進した場合は、ドライバーがアクセルを踏むかスイッチ操作をすることによって再発進をします。
すでに設定してある追従機能がそのまま適用されますので、ドライバーとしては発進の時の操作をするだけで十分です。
スピードが乗ってきて先行車がいなくなったら、自動的に通常のクルーズコントロールに移りますので、自分でいろいろと設定をいじらなくても調整してくれるのが便利なところです。

安全を確保するための機能として、後側方車両検知システムが搭載されています。
これはレーンチェンジアシストとも呼ばれるもので、レーダーによって斜め後ろにいる自動車を検知してインジケーター表示をします。
車線変更をしたい時に死角にいて見えない車の存在を教えてくれるので安心です。

デリカD:5は車体が大きいので死角が大きく、渋滞時などは斜め後ろが見にくいことがあります。
無用な事故を避けるためにありがたい機能と言えるでしょう。

SLjyu7uK posted at 2023-8-28 Category: 渋滞時も快適な車