渋滞中でもできる。お手軽な眠気覚ましのツボ
血行を良くするツボを押して体を活発にする
長時間の運転や渋滞の列の中にいると、どうしても眠気が襲ってきます。
いろいろなことをしてもなかなかこの運転中の眠気というのは取れないので、かなり苦労します。
人にもよりますが、眠気覚ましにも効果のあるツボを押すことで、すっきりとした気分になれますので、眠気対策の一つとして活用することもできます。
その一つが、合谷と呼ばれるツボです。
これは手の甲側の親指と人差し指が交差するところにあります。
両方の指の骨がちょうどぶつかるところを、少し強めに押していくと少し痛みを感じるところがありますが、そこが合谷です。
全身の血行を改善する働きがあるツボですので、体の動きが活発になってすっきりとします。
ずっと同じ態勢でいると、体がむくんでくるものですが、そのむくみ対策にもなりますので、ドライバーだけでなくみんなで行うのも良いでしょう。
目の疲れと眠気を取ってくれるツボ
運転中は眠気と共に目の疲れも大きな問題です。
そこで、眠気と目の疲れを取るツボを押してみると良いでしょう。
目の周辺にはいろいろなツボがあって、眼精疲労を解消する働きがありますが、中でも攅竹と晴明のツボは効果的です。
攅竹はちょうど眉毛の内側の端にあります。
この部分を両方の親指でぐっと力を入れてゆっくりと押していくと良いでしょう。
晴明はこのツボから少し下がったところにあって、眼窩のくぼんだところになります。
どちらのツボも押すと重たい痛みがありますので、ゆっくりと指で圧迫することで目の疲れと眠気を取ることができるでしょう。
運転中はできないツボですが、停車した時に目をつぶってゆっくりと時間をかけてツボを押すことで、すっきりとした気持ちになれますので、渋滞中にするにはぴったりのツボと言えます。
気持ちをすっきりさせるのにも役立つ中衝のツボ
眠気覚ましの中でも効果が高く、気持ちがすっきりするのに役立つのが中衝のツボです。
これは中指の爪の生え際からわずかに下がったところにあります。
もう片方の手の親指と人差し指で挟むようにして圧迫すると、人によってはかなりの痛みを感じることがあります。
この痛みも眠気覚ましに役立ちますが、血行改善によって気持ちがすっきりとしますので、渋滞でモヤモヤとした気分を解消するにもぴったりでしょう。
簡単にできるツボ押しの部分ですので、渋滞でノロノロ運転している時などにもできますので、このツボを覚えておくと便利です。
このように、渋滞中に感じる眠気などを解消するために役立ついくつかのツボがあります。
いざという時に使えるように、事前にどこにツボがあるかを確かめておいて、眠気が来た時に押してみましょう。