渋滞距離記録

渋滞になってしまうと車と車の距離が芋虫のように繋がって徐々に伸びていきます。
それは時間と共に緩和されるのですが、時には非常に長い渋滞になることがあります。

良くテレビなどで「OOからOO間での渋滞が数十キロに及び・・・」という内容の報道を見たことがある人も多いでしょう。
渋滞はそれぞれ距離が伸びていき、その記録もしっかり残っています。

渋滞の原因となるもの

実際に渋滞の原因となるものにはどういったものがあるのかというと、一番の原因はやはり走行する車の絶対数が多くなることです。
普段は数分に数台の車しか通らないところでも、休日や大型連休になると数分に数十台が通るようになり、数百台と車の数も多くなります。

そうなると普段の道路のキャパシティを超えることになるので、それが渋滞の原因となります。
ほかにも悪天候によってゆっくり走る車が増えることも原因ですし、信号や踏切で時間を使っていると渋滞になることがあります。

また、交通事故や事故車などがあるとそれを避けり、停止したりを繰り返すので車の流れが悪くなります。
実際に交通事故を処理するのには時間がかかりますし、事故車に対してもレッカーが必要になるので時間は大幅にかかることになります。

ほかにも料金所で詰まったり、道路工事や路面への落下物、ジャンクションやインターチェンジでの減速などが原因にもなります。

渋滞距離記録

渋滞にはそれぞれ歴史的な記録があります。
毎年それらの渋滞は記録として残っているのですが、長いもので数十キロから数百キロメートルになることがあります。

たとえば1995年の名神高速道路で発生した渋滞は154kmにも及んでいます。
この長さは日本の最高記録の長さであり、渋滞の歴史でも不動のトップクラスになっています。

154kmも車が並んでることを想像すると、渋滞に巻き込まれた人は苦労したでしょうね。
ほかにも1990年に発生した中国自動車道の渋滞では距離は135kmとこれも歴史的に非常に長い渋滞となっています。

さらには迷信高速道路の竜王ICから中国自動車道の福崎IC間で発生した渋滞も129kmとなっています。
日本ではある程度渋滞する地域が決まっていますが、この記録的な渋滞はそこまで頻発しないので、珍しい記録ですね。

主に1990年代から1995年代に多いです。
しかし、2000年以降も東北自動車道下り線で発生した113.2kmの渋滞もあるので現代でも渋滞は十分に起こりうるということです。

これらの記録的な渋滞より以下は77kmや69kmというように低いものとなっています。
ただ、それでもかなり長い距離道路の上で過ごすとなると身体もいたくなりますし、イライラも最高潮になるかもしれません。