渋滞情報横の「赤い三角」、何を意味する?

渋滞の状況の変化を教えてくれるマークが表示される

現在どのくらいの渋滞状況なのかを教えてくれる情報は、渋滞回避のためのルート変更をしたり、移動時間の予測をしたりするためにとても便利です。
その渋滞情報の中には、いろいろな細かな情報が詰まっていることがありますので、その詳細を知っているとより便利です。
たとえば、高速道路などの渋滞情報を記している脇に赤い三角マークが付いていることがあります。

このマークは、これからの渋滞状況がどのように変化していくかを教えてくれるものとなっています。
赤い三角マークは、これから渋滞の距離が長くなるであろうという予測を指し示しています。
多くの交通情報センターでは、過去の渋滞状況の分析や、それぞれのポイントに置かれているトラフィックセンサーの情報から、これから渋滞状況がどのようになるかを予測していますので、現在の状況だけでなく、渋滞が長くなる見込みがある時には、このような形で情報発信しているのです。

渋滞が解消に向かうことを教えてくれることも

このように、渋滞情報の脇に付いている赤い色の三角マーク、特に右肩上がりで表示されているものは、渋滞がひどくなることを示していますが、逆の表示が出ることもあります。
それは、左肩下がりのマークや、緑色の三角マークで、これから渋滞が解消に向かうという予測を示しています。
これらのマークの形や色は、それぞれの管轄する高速道路の機関によって異なることもありますが、おおむねこのような形で表示がなされます。

単に現在の渋滞状況を確認するだけでなく、脇にあるこれらのマークにも注意するようにして、これからどのように道路状況が変化するかを見るようにしましょう。
そうすることで、現在渋滞がひどい状況だとしても、緑のマークが付いているのであれば、渋滞箇所に着くまでに渋滞がかなり解消していることもあると考えて、あえて迂回しないという判断をすることができるかもしれません。
逆に、赤い三角マークが付いているのであれば、多少遠回りになるとしても迂回した方が早く目的地に着けると判断できることもあります。

こうしたマークの意味を悟って、上手に活用することによって、移動時間の短縮に成功できます。
渋滞はちょっとしたタイミングでひどくなったり解消したりするものですので、現在の状況だけでなく予測情報にも注意を払うようにしたいものです。

どんどん便利になる交通状況

こうした交通状況の提供は、さらに細かく正確になっています。
渋滞状況と予測を正確に把握することによって、ドライブをより快適にすることができますので、まめにチェックするようにしましょう。
アプリなどで気軽に情報を落とせますので、ドライブの時には欠かせません。